by chicchi88
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

宇宙戦争

体調も良くなり、今日は夕方より トム様の『宇宙戦争』を観て来た。

別れた妻の元から、週末だけ預かっている息子と娘。なんとなく ぎこちない関係。
最初から地面が 板チョコのようにバリバリバリーーーーっと割れて、未知なる物体が登場。
それからラストまでひっきりなしの攻撃の中 人々は逃げ惑うわけだけど、スピルバーグ監督だもの、映像はすごい!CGに頼りすぎず視覚効果をバランスよく取り入れ、洗練された迫力満点の映像だった。

アクション映画なのに美しいと思った場面は、空からひらひらと沢山の洋服が ゆっくりと舞い落ちてくるシーン。ぞっとする状況なんだけど、それはまるで光の中 羽が舞ってる様にも見えて、かえって不気味さを際立たせた。e0013734_881176.gif
後半 地下室で「目」から(見た人はわかる)逃げ隠れするシーンも、光の明暗の使い方がうまかった。

今回トムは地球を救うヒーローでもなく、宇宙に繰出しもしない、ふつーのお父さんの役。
ただひたすらに家族を守る。どうすれば、何処に行けば家族は安全か。
自分さえもおかしくなりそうな緊迫した状況の中、マシーンに、あるときは人の群集に襲われながら賢明に家族を守る。そう、家族愛がテーマである。

心に残ったのは、地下室でおびえる娘に「子守唄を歌って」とせがまれ、リクエストされた2曲とも「知らない..」と せつなく返事をしたあと、自分の知ってる歌を 潤んだ目で微笑みながら口ずさむシーン。
あとマシーンとの戦闘の場に飛び出そうとする息子を引き止めるシーン。
娘とはぐれそうになり、仕方なく息子の足を手放してしまう。
トムの目の演技に釘付けです。

ただ これがトムでなかったら、どうなんだろう?
端正なお顔で、いつもはスパイや、殺し屋や、サムライを演じている彼が、普通の労働階級のお父さん役を演じる。そこがまず魅力。
最初っからアクション全開で ダーッときた割には、ラストがあっけなかったというか....。
家族愛が中心なので、ああいう自然な終結もいいのだろうけど、う~んちょっと物足りなかったかなぁ。

しかし、インタビューにあるスピルバーグ監督の一言には大いにうなずけた。



-----この映画を観た後に、観客はどんなことを感じるでしょう?

「きっと自分の子供を抱きしめて、キスしたくなるだろう。~家族を愛することが、他国で戦争することよりもはるかに重要だということを分かって欲しい。」

お勧め度★★★★☆かな。
[PR]
by chicchi88 | 2005-07-08 23:00 | にっき。